食品技術士センターとは

食品技術士センターは、食産業に関わる技術士20数名が集まって1969年10月に発足しました。日本技術士会の登録グループに位置付けられています。
技術士法にある21の技術部門には、「食品技術士」という部門はありません。当センターのメンバーは、農業部門・農芸化学、水産部門・水産加工等の選択科目で合格した専門家で、さらに生物工学部門、化学部門、経営工学部門、機械部門、衛生工学部門、上下水道部門、応用理学部門および総合技術監理の技術士と技術士補約120名が部門横断的に結集したグループなのです。「食品」をキーワードに異なった技術部門の専門家が集まり情報交換し切磋琢磨する総合的なグループなのです。
活動は、食品業界の技術向上に寄与することを目的にしています。すなわち、食品安全や法令順守、新技術開発、食品機能性、食品栄養、バイオテクノロジー、衛生管理、環境対策、省エネルギー、コスト低減、食品製造機械、新工場建設、知的財産、マーケッティング、などなど、食品に絡む広い範囲に関わっております。
尚、入会を希望される技術士の方は、「入会のご案内」をご参照いただき、所定の書類にご記入の上、「お申込み方法」に沿ってご連絡お願い致します。
技術士とは…
技術士制度は、文部科学省が所管し優れた技術者の育成を図るための国による資格認定制度です。技術士は、技術士法に基づいて年1回行われ21の技術部門から選択して受験し、国家試験(技術士1次試験、2次試験)に合格し、公益社団法人 日本技術士会に登録した人だけに与えられる資格名称です。
科学技術に関する高度な知識と応用能力を備えていることを国によって認定された者であり、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威ある国家資格です。技術士について、受験資格・方法など「日本技術士会」のホームページを参照下さい。