2021年4月度 例会・講演会

会場

機械振興会館(状況によってWeb or Webとリアル両用)

内容

講演1 「リンゴの新規加工適性・機能性の探索」 
青森県立保健大学 栄養学科 准教授  井澤 弘美氏
(技術士農業部門)
講演要旨:
演者らの研究室では、食品の加工と機能に関する研究を行っている。近年では、リンゴ未熟果に多く含まれるデンプンに着目し、リンゴ未熟果の加工食品素材としての可能性をいくつか探索したので紹介する。また、リンゴ(成熟果)はビタミンCが他の果物と比較して少ないものの、ビタミンCの体内保持を高める機能があることが演者らの動物実験やヒト介入実験で認められた。その内容も併せて紹介する。


講演2 「食品のおいしさのデザイン ~咀嚼過程での変化をイメージする~」 
明治大学農学部 教授(食品工学研究室) 中村 卓氏
講演要旨:
食品構造を制御することで、おいしさをデザインする『食品構造工学』の確立を目指しています。おいしい食品を創るためには、コトとモノの両面からのアプローチが必要です。おいしさは私たちの脳の中にあります。これを踏まえ、リアルとしての食品をどのようにつくるかです。食品サイドから見たおいしさの要素は風味と食感です。物理・化学が明らかにする物質としての食品です。本講演では、食感に焦点を絞り、食品構造からおいしさを追究する事例を紹介します。