2022年7月16日(土) 例会・講演会
機械振興会館 および Webで開催します。
13:00~13:30頃 センター例会
14;00~ 講演会
演題:ハウス食品グループの容器包装開発について
講演者:門田恭明氏(ハウス食品グループ本社株式会社 研究開発本部 容器包装開発部)
技術士(経営工学部門、ロジスティックス)
講演要旨:
近年、お客様における食に対する安全安心への意識の高まり、総人口に占める65歳以上の割合が3割に迫る超高齢化、また社会における環境配慮への要求の高まりといった変化の中で、“ハウス食品グループ”ではお客様・社会からの期待に応えるべく、日々、製品の開発・改良に取り組んでおります。今回、弊社製品の容器包装の開発・改良事例について、ご紹介させて頂きます。
演題: 肺線維症の新たな治療戦略
講演者: 反町 典子氏
東京大学医科学研究所国際ワクチンデザインセンターヒト免疫学 客員教授、国立国際医療研究センター研究所 分子炎症制御プロジェクト プロジェクト長
講演要旨:
肺線維症は呼吸機能の喪失により死に至る深刻な疾患であり、現在根治的療法は存在せず、アンメットニーズが極めて高い疾患である。今般のCOVID-19後遺症としての間質性肺炎も深刻なQOL低下をきたし、線維化肺の修復治療法の開発は喫緊かつ重要な課題である。私たちは免疫細胞に優先して発現するアミノ酸トランスポーターSLC15A3の機能欠損下では、進行した肺線維症が改善することを見いだし、マルチオミクス解析を駆使してそのメカニズムとしてマクロファージの代謝の重要性を明らかにした。本セミナーではそれによって見いだされた複数の肺線維症治療戦略を紹介し、ベッドサイドへとつなげるための私たちの取り組みを紹介させていただく。
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