2025年3月15日(土)例会・講演会・情報交換会
- 講演1:早過ぎたパーソナライズド食品事業他約40年間の取組みと最新バイオものづくりへの挑戦
- 講演2:携帯トイレ(災害及び登山用)事業化とミミズコンポストによる医療廃棄物処理
例会 :12:30~13:00
講演会 :13:00~16:00 情報交換会:16:00~17:00
Contents
講演1:早過ぎたパーソナライズド食品事業他約40年間の取組みと最新バイオものづくりへの挑戦
bitBiome株式会社 事業開発部 ゼネラルマネージャー 小林進氏(生物工学部門、当会会員)
【講演要旨】
これまで約40年間、遺伝子・微生物・酵素のキーワードの下、食医分野で研究や事業開発に取り組んできた。2002年に自ら起業した会社では、遺伝体質や個人の健康データに基づいた「パーソナライズド食品」を目指した。しかし、ビジネスモデル自体が早すぎたのか世の中には受け入れられなかった。これまで経験してきた上
記話題の他、現在、私が所属する早大発ベンチャーbitBiome株式会社の「バイオモノづくり」への取り組みについて紹介する。
講演2:「サステナブルな排せつ処理技術を世界に、宇宙に」㈱エクセルシア社長 足立寛一氏
【講演要旨】
当社の技術は排泄処理剤です。初めは災害用トイレと製品化し、現在は病院から排出される体液・排泄の混合した廃液に適用されています。千葉大学医学部と共同研究を行い、菌、ウイルスの除菌が証明されています。処理後物質は土壌に還元することが
でき、この製品を災害、医療、インフラに活用し、宇宙に応用を目指します。