毎月の講演会は、会員以外でも参加して聞くことができます。ご活用ください。

2025年4月19日(土)例会・講演会・情報交換会

終了しました

  • 講演1: 糖質の開発の変遷と現状  ~糖質制限は必要か? 最近の安全性情報と開発動向~
      小川 浩一氏
  • 講演2:機能性表示食品の改正ポイント  抗加齢協会事務局長 細山 浩氏

例会 :12:30~13:00
講演会 :13:00~16:00                                         情報交換会:16:00~17:00

講演1:「糖質の開発の変遷と現状 
    ~糖質制限は必要か? 最近の安全性情報と開発動向~」       小川 浩一氏(当会会員 生物工学部門)

【講演要旨】

⾷品中の5 ⼤栄養素はタンパク質、炭⽔化物(糖質及び⾷物繊維)、脂質、ビタミン、ミネラルとされていますが、最近は「糖質制限」等の⾔葉を⽿にする機会が増えてきました。しかし、糖質は植物由来で⼊⼿しやすいエネルギー源として重要なだけでなく、「⽢味」「コク味」「ボディ感」等を⾷品に与え私たちの⾷⽣活に豊かさをもたらしてくれます。今回は1970年代からの各種糖質の開発の変遷と現状、糖質制限の必要性、さらに糖質(特に甘味料)の最近の安全性情報について解説します。また、糖質メーカーは常に糖質の多様性を追求しており、演者が前職で係わった製品開発についても言及します。

   

      

講演2:「機能性表示食品の改正ポイント」   抗加齢協会事務局長 細山 浩氏

【講演要旨】
  日本抗加齢協会は、現在で機能性表示食品届出支援事業等を行い、他団体や行政と協力しながら、企業のニーズに応えるべく、制度の拡充に努めている。来年度より制度の改正が予定されている。今回その制度改正のポイントについて解説する。

受講後記

大勢の参加をありがとうございました。

講演1では糖の種類や製法その歴史についてから今後、求められる機能性まで糖の構造図を含めて分かりやすく説明して頂きました。 食物繊維が糖からできているのは意外な発見でした。

講演2では機能性表示食品の改訂ポイントについて情報提供の義務化、信頼性を高める措置、届出方法など政府の方針に沿って説明頂きました。