講演会には非会員も参加することができます

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2024年7月20日(土)例会・講演会・情報交換会

例会 講演会

場所:機械振興会館及びZOOM
例会: 13:00~13:30
講演会:13:40~16:50

講演1:「なにわの伝統食」
帝塚山学院大学大学院人間科学研究科 学科長・教授/
千葉大学予防医学センター 客員教授/京都医療センター臨床研究センター 研究員
足達哲也氏(技術士生物工学部門、当会会員)

要旨:
昔から大阪は「食べ物の贅沢さに悩まされ、食文化として知られている」という文字通り「食い倒れ」と呼ばれてきました。これは、近くに海や山を控え、あらゆる自然の恵みを手近に入手できる位置にあったためばかりでなく、平穏な瀬戸内海の船の便によって、遠隔の地からの産物が運ばれてきたためといわれています。今回のセミナーでは、大阪府が普及推進している大阪産(「おおさかもん」)、「なにわの伝統野菜」や「こなもん」を代表とするなにわの伝統食について、いろいろな側面からお話いたします。

講演2:「食は作業ではない、冒険だ。~なぜ僕は虫を食べ、世の中に届けるのか~」
レストラン「ANTCICADA」オーナー 篠原祐太氏 

要旨:
4歳から虫を食べ始め、19歳から昆虫食を仕事にして、10年が経った。僕が虫を食べるのは、昆虫食が食糧難や環境問題の救世主になるからではありません。純粋に虫に魅力を感じ、食材としての可能性を感じるからです。「おいしい」の選択肢を広げたい。そのための昆虫食であり、挑戦です。今回は、これまでの25年の昆虫食経験や、自身の経営するレストランでの取り組みを紹介しつつ、僕の感じる昆虫食の魅力や可能性をお伝えできたら嬉しいです。