2024年8月17日（土）例会・講演会・情報交換会
場所：※ZOOMのみ （※台風接近のためZOOMのみとします）
例会：13:00～13:30
講演会：13:40～16:50
Contents
講演1：「検査会社の食品事業者支援業務について ～HACCP・期限設定を中心に～」
株式会社 環境科学研究所 分析事業部次長 兼 食と農の支援室室長
柏木隆頼氏（技術士環境部門、当会会員）
要旨：
株式会社環境科学研究所は分析技術を活かし、環境及び社会の課題解決につながるサービスを提供している。取引先よりHACCPは制度化されたものの、従業員への浸透・定着について相談を受けることが多い。また、フードロス削減や輸出を考慮し、賞味・消費期限の見直しに関する相談も多くなっている。今回、HACCPと賞味・消費期限設定を中心に当社の技術支援の取り組みについて紹介する。
講演2：「低利用海藻の付加価値向上を目指したヘルスケア研究」
鳥取大学大学院工学研究科 准教授 八木寿梓（ひさし）氏 ＜Zoom講演＞
海藻はよく知られているが、健康や環境問題等に対するアプローチとして世界市場が拡大している。
健康寿命等を考えた場合、意識することなく普段の食事（医食同源）がヘルスケアにつながることが望ましい。
低利用・未利用海藻の利活用を目指して、健康効果を有する成分探索を行っており、長期的に海藻を取り入れることで各世代に生じる健康問題に効果を発揮することを目指している。
本発表では、研究と地域課題と両面から紹介する。