2024年2月17日（土） 例会・講演会
例会・講演会 機械振興会館 及び Webで開催
10:30～12:00 理事会
13:00～13:30 例会
13:40～16:50 講演会
Contents
講演1：「プラントベースフードの開発と食のサステナビリティへの挑戦」
キューピー株式会社 研究開発本部 グループR&D推進部 次長
綿貫智香氏（技術士 農業部門）
キユーピーグループは、２０３０ビジョンを掲げ、もっとタマゴのおいしさと魅力を届けたい、一人ひとりの食に寄り添っていきたい、子どもたちの明るい未来を支えていきたいという想いを具現化するため、プラントベースフードの開発に取り組み、「HOBOTAMA」を商品化し、業務用で2021年6月、市販用で2022年3月に発売した。本講演では、プラントベースフードの開発の背景と実際の商品開発の状況、将来のフードシステムに向けた当社の挑戦について触れたい。
講演2：「食品工場DXに対するコニカミノルタの取り組み」
コニカミノルタ株式会社 FORXAI事業統括部 事業推進部 パートナー営業1グループ 今井利幸氏（技術士 機械部門）
要旨：
食品製造業は、厚生労働省の統計によると他の産業と比較して約2倍以上の事故が発生している。また、食の安全への対応として検査や作業記録を残す必要があり多くの作業を要する。これらのことから、多くの食品工場では労働者不足や作業負担の増加などの課題を抱えており、先端技術を活用した労働環境改善や生産性向上に期待が寄せられている。そこで、上記の課題を解決する取り組みとして、ユニークなデバイス、画像解析とAIの組合せによりDX推進に貢献するコニカミノルタのソリューション提案について紹介する。